絵の上達のコツ

自分の覚書でもあります。
私が言えた義理ではないような気がしますが。とりあえず、何かの参考になれば。

●一般論:デッサンしよう

よく言われることは「デッサンしろ」て、「何度も絵を描きなさい」でしょうか。好きこそものの上手なれ。 結局は体に覚えさせることです。
ただデッサンは私、嫌いです。お前、絵描きだろと突っ込まれそう……。嫌いなので、非常に興味深い対象でないとデッサンしません。もしくは、その対象を猛烈に勉強したいとき。
デッサンの対象は、好きなものを描くことが大事です。あんまり興味の無いもの――例えばペットボトル・籠・果物などは、やる気半減です。ガラスものを描くときは比較的、楽しかったような気がします。まあ、簡単な形で好きなものを探して描くと、練習に良いと思います。

●観察しよう

対象をよく見ること。観察です。正確にはどんな構造をしているか、把握すること。簡単な図形に直して、頭の中で構成する。どこが動き、どこがどんな風か。
デザインを考える人も、最初はベースから考えるはず。そこに個性的な意匠を加える。そしてそれを画面、紙面に表現すること。
大事なことは見たままを描くのではなく、自分の目で見た景色を画面に再現する気持ちで取り組む。見ながら描くと、色んなものがちぐはぐになる。遠近感とか。
 要はバランスさえ取れていれば、変な絵にはならない。

●デフォルメしよう

現実を見たまま描くことなかれ。 リアルが欲しければ、写真があるじゃないか。まあ、現実にないものなら、リアルな幻想絵画もありですが。
絵は、味です。求められるものは個性です、多分。イラストを上手くなりたい、と思う人は多いと思います。イラストは基本的に、デザインであり、現実のデフォルメです。特徴を如何に分かりやすく伝えるか、に尽きるのでは?

●真似してみよう

好きな漫画家さんの絵をトレースすると、上達につながるのではないでしょうか? やり過ぎると自分の絵柄が持てなくなるので、注意が必要ですが。

●陰影のみで挑戦してみる

白黒のみで描いてみる。グレーでも構わない。とにかく色を使わないで描く練習をしてみるべし。人間の目で最も印象強く残るのが、陰影だから。
色んな色をあえて使うのも手法だが、基本的にはうるさくなりやすい。白黒で全体の構成を見て、後から色味を付けた方が失敗しにくい。但し、色相・彩度・明度などを把握していないと難しいかもしれない。

●線は影

線は、最小単位の影である。 これは漫画を描いていたときに思ったこと。いたずらに線を増やせば、鬱陶しくなる。と言うか、見づらい。
線を描かない分は、見る側の人の想像力で補う。シンプルな絵を目指す人は、これも覚えて置いて損はないはず。線が太いと境界線がハッキリし過ぎて、思ったような雰囲気に仕上がらないこともあるだろう。
影の付け方で悩んでる場合、実物を参考にしたり、セル画を参考にすると良いかもしれません。セル画も結局デフォルメなので、大体2段階の影を付けるかと思います。最も暗い影と、普通の影、後は明るい部分、最も明るい部分など。
水彩の本に書いてありましたが、影は単純に黒を使ってはいけません。 物体の本当の色は、影の方の色だと思った方がいいです。単純に光が当たってる部分の色に黒を加えたような色は、面白みがありません。
 ですので、影の色を基準にし、それに光の明るさを加えた方が良いでしょう。

●背景は重要

最近になって気付いたんですが、背景はキチンと描くと絵全体の見栄えが良くなります。 手間はかかりますがね。

●反射

これを使うと、絵に深みが出る気がします。要は、影の部分に若干の光を加える感じです。
 金属だと映り込みがありますね。人物の髪の毛に使うと、効果的かも。また肌にも淡ーく反射をつけると、立体感が出ていいですよ。やり過ぎは、銅像みたくなるので気をつけてね。

●アルファチャンネル

聞いた話では、こいつを使いこなせると、クオリティが上がるらしい。実際、使い方を覚えると便利。これは編集できる選択範囲、という認識で良いと思う。白黒のみで構成されている。

●構図

初心者を抜け出したい人は、構図を見直してみるといいと思います。絵はどんなに頑張っても、所詮は平面です。油絵で盛り上げたとしても、レリーフ止まり。
 絵とは、基本的に正面から見ることを想定した芸術です。それ以外あり得ないし……。
シャドーボックスをご存知でしょうか? 何十枚もの切り絵を積み重ねて、ボックスでまとめたアートです。私はかなり好きです。持ってないけど。
近景・中景・遠景という考え方がありますね。1番手前にくるもの、真ん中の距離にくるもの、最も奥にくるもの。それらを組み合わせて描くと、絵に奥行きを持たせることができるというものです。

◆枠

また私はあまりやりませんが、枠に形を持たせると面白い効果が期待できます。単純に四角いフレームではなく、丸にしてみたり、足形にしてみたりとバリエーションがあります。
中のイラストに関連する形を選ぶことがポイントです。クリスマスの絵なのに、鏡餅の形の枠を使った場合が分かりやすいですね。極端だけど。

●下地の色を増やす

最近やり始めたことだけど、下地の色は遊んでみた方が面白い。以前は1色下地に影を塗ってたので、セル画……というか微妙に深みの足りない絵になってました。
そこで透明水彩のように、2~3色加えてみることにしました。髪の毛にグラデーションっぽく使うと綺麗だったりします。茶→ちょっと青みがかった茶色→紫がかった茶色など。
但し、全体の影の調子を見ながらやらないと違和感が出ます。うるさくならない程度に色んな色を加えてみましょう。

●レイヤーで遊べ

レイヤーを増やすと、処理やサイズが重くなるんだけど、色んな重ね方をすると、かなり面白いです。さっきと言ってること違うけど、光とか影の色も増やすと面白い効果が得られます。
光も影も両方、別レイヤー作って管理します。加算大好きなんですが、フォトショに加算ないんですよねえ。通常以外にオーバーレイ・スクリーン・乗算あたりをよく使います。

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